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沖縄県　高校入試情報（令和2年度／2020年度）

記事公開日 2019/04/19 最終更新日 2019/11/14

令和2年度(2020年度)の沖縄県高校入試情報

令和2年度(2020年度)の沖縄県高校入試における入試日程、合格発表日、試験の詳細、内申点の算出方法、合否判定基準などを解説します♪

◆沖縄県高校入試の種類

沖縄県の公立高校入試は、主に「推薦入学」「一般入学」の2種類があります。

推薦入学とは
1月に行われる高校入試で、全ての高校で実施されています。
出願は1学校1学科（コース）に限られます。
出願条件は以下の通りです。

次のア又はイの要件を満たしている者とする。

ア
次に掲げる諸活動の実績等について自分を表現すること（以下「自己表現」という）ができること。
なお、当該活動の実績については、証明する資料（賞状、認定証等）の写
し（Ａ４版）を提出すること。

(ｱ) 文化活動
(ｲ) スポ－ツ活動
(ｳ) 社会活動
(ｴ) ボランティア活動
(ｵ) 資格取得等の活動

イ
次に掲げる分野について表現すること（以下「個性表現」という）ができること。

(ｱ) 音楽、美術、書道等の芸術分野
(ｲ) 文芸、研究等の分野
(ｳ) 舞踊、創作ダンス、手話等の身体的活動を伴う分野
(ｴ) 留学等の体験的分野

全体の募集定員に対する推薦入学の募集定員は、以下のようになっています。

学科	全体の募集定員に対する推薦入学の募集定員
普通科	20％以内
理数科、学術探究科、国際英語科、国際人文科、国際文科、国際科、環境科及びフロンティア科	30％以内
芸術科、体育科及び生涯スポ－ツ科	50％以内
農業、工業、商業、水産、家庭、情報及び福祉に関する学科	30％以内
総合学科	30％以内

一般入学とは
3月に行われる高校入試です。
全ての高校で実施されている、一般的な入試となります。
出願は1学校1学科（コース）に限られますが、同一校に他の課程、他の学科がある場合、第2志望（コースの場合は第2希望）を出願することができます。
この一般入学を実施した後、合格者が募集定員に満たない学科・コースがあった場合には、第2次募集が行われます。

◆『推薦入学』

【入試日程・合格発表日】

内容	日程
出願期間	令和2年1月14日（火）、15日（水）
合格内定発表	令和2年1月24日（金）までに通知

【入試の詳細と合否判定方法】

推薦入学では、「面接」が必ず実施されます。
面接では、提出された推薦申請書に記載された自己表現及び個性表現の申告内容、その他の事項について質問されます。
面接実施の日時については、各高等学校長がそれぞれ決定します。

調査書の内容、中学校から高校へ提出される推薦書の内容、面接の検査結果を用いて、総合的に合否が判断されます。

◆『一般入学』

【入試日程・合格発表日】

内容	日程
入試	令和2年3月4日（水）、5日（木）
合格発表	令和2年3月11日（水）

【入試の詳細と合否判定方法】

一般入学では、「学力検査」と「面接」が必ず実施されます。
合否判定では、それらの検査の点数に「内申」の評価が加わります。

学力検査の詳細は以下のようになっています。

科目	検査時間	配点
国語	50分	60点満点
数学	50分	60点満点
英語	50分	60点満点
理科	50分	60点満点
社会	50分	60点満点

また、学力検査に関しては、受験する学科に関連の深い科目の点数の割合を増やす傾斜配点が実施される場合があります。
（例）普通科の場合100点満点の英語の配点を、英語科の場合は2倍の200点満点にするなど。

調査書に関しては、中学1～3年生の国語・数学・社会・理科・音楽・美術・保健体育・技術家庭・外国語（英語）の成績と、その他、特別活動の記録や行動の記録が評価されます。
調査書と学力検査等の成績との比重は、原則として５対５とされています。
ただ、高等学校長が特に必要と認める場合は、４対６から６対４の範囲内で教育長と協議して定める比重とすることができますので、志望校の入試制度を確認しておきましょう！