高校受験データ

福岡県高校入試情報（令和2年度／2020年度）

記事公開日 2019/04/04 最終更新日 2019/11/13

令和2年度(2020年度)の福岡県高校入試情報

令和2年度(2020年度)の福岡県高校入試における入試日程、合格発表日、試験の詳細、内申点の算出方法、合否判定基準などを解説します♪

福岡県高校入試の種類

福岡県の公立高校入試は、推薦入学者選抜と一般入学者選抜の2種類があります。

推薦入学者選抜とは
2月に行われる高校入試です。
全高校・全学科で実施されており、志願理由書を提出する必要があります。
中学校長の推薦を受ける学校長推薦と、一部の高校が実施する自己推薦の2つの種類があります。
合格者数は学校ごとに設定されています。

一般入学者選抜とは
3月に行われる高校入試です。
全ての高校で行われる、一般的な受験です。

また福岡県の内申書の評定は、中学3年生の成績のみが評価されます！
受験シーズンと被るため大変ですが、学校の定期テスト対策をしっかり行うことが高校入試合格に繋がりますよ♪

◆『推薦入学者選抜』

【入試日程・合格発表日】

内容	日程
入試	令和2年2月6日（木）・2月7日（金）
合格発表 ※内定通知	令和2年2月13日（木）

【入試の詳細と合否判定方法】

推薦入学者選抜では「面接」が実施されます。
一部の学校・学科では、「作文」「実技検査」も実施する場合があります。
学力検査は行われません。

それらの検査の点数に「内申」の評価が加わり、合否判定が行われます。

内申点は、中学3年生の9教科（英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家）の5段階評価が対象になります。
1段階1点として算出し、合計で45点満点です。

また、受験する学科に関連の深い科目の点数の割合を増やす傾斜配点が実施される場合があります。
（例）普通科の場合5点満点の英語の内申点を、英語科の場合は2倍の10点満点にするなど。

このように算出された内申などの資料と、面接、高等学校が実施する検査の結果を総合し、合否が決まります。

◆『一般入学者選抜』

【入試日程・合格発表日】

内容	入試内容	日程
入試	学力検査（英語・数学・国語・理科・社会）	令和2年3月10日（火）
入試	個性重視の特別試験※実施校のみ（3月6日に実施の高校もあり）	令和2年3月11日（水）
合格発表		令和2年3月18日（水）

【入試の詳細と合否判定方法】

一般入学者選抜では、「学力検査」が実施されます。
一部の高校では「面接」「作文」「実技」のうち1～2種類の試験も実施されることがあります。

それらの点数に「内申」の点数が加わり、合否判定が行われます。

学力検査の詳細は以下のようになっており、合計300点満点となります。

科目	試験時間	配点
英語	筆記テスト40分＋リスニングテスト15分	60点
数学	50分	60点
国語	50分	60点
理科	50分	60点
社会	50分	60点

また、受験する学科に関連の深い科目の点数の割合を増やす傾斜配点が実施される場合があります。
（例）普通科の場合100点満点の英語の配点を、英語科の場合は2倍の200点満点にするなど。

そして内申点は、中学3年生の9教科（英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家）の5段階評価が対象になります。
1段階1点として算出し、合計で45点満点です。
内申点もまた、受験する学科に関連の深い科目の点数の割合を増やす傾斜配点が実施される場合があります。

このように算出された学力検査点（300点）と内申点（45点）をふまえ、以下のように合否が判定されます。

「第1次選考」
調査書点と学力検査点の順位がともに一定数（定員以内で高校ごとに定める人数）以内に入っていて、調査書の内容に問題のない受験者。（定員の約60％程度）

「第2次選考」
調査書のその他の記録も重視して、総合的に判定する。（高校により，調査書の記載事項で特に重視する部分を定める。また、個性重視の特別試験を実施する高校ではその結果を活用する。）