「可愛い妹ができたみたいで・・・」

Y.A さん 25歳　女性

私が塾講師のアルバイトを見つけたのは、大学構内にある求人情報の掲示板でした。正直、塾講師のアルバイトは、生徒さんや保護者からのクレームにうんざりしている友達の話を聞いていたので、戸惑いはありました。しかし、バイト代の高さが魅力的だったのと、アットホームな雰囲気が伝わってきたため応募してみました。

塾講師になって２年間担当したのは、中学生の女の子でした。数学が特に苦手で、他の教科はまずまず…ということで、数学の個別指導を受講していました。保護者の方は教育熱心なお母さんで、プレッシャーもありましたが、その子の学習態度も真剣で教えがいがありました。

私が一番若い先生だったこともあり、休憩時間には好きなアーティストや雑誌の話をしたりして盛り上がり、可愛い妹ができたみたいで楽しかったです。バイト代の良さにつられてはじめた塾講師のバイトでしたが、学生時代にしかできないことですし、得るものは多かったと思っています。

「最初の授業でおなかを下してしまった！」

A.Mさん 24歳　男性

塾講師デビューの想い出は今でも忘れられません。研修を終えいざ授業本番、生徒との授業に緊張してしまい、授業中にお腹を下してしまったのです。それでも時間が他経てば慣れるもので、就活前にバイトを辞める頃には「ベテラン先生」「小論文はこの人」などと言われていました。

先輩の先生方も個性的な人が揃っており、教室長は一人一人の先生に「あの先生はこれが得意だから聞くといい」と把握されていました。先輩方も自信を持って教えてくれて、新人の先生も安心して生徒へ教える事が出来ました。

私が働いていた塾では、アルバイトが主任をやったり、他にも役割を持った先生が沢山居ました。それだけ仕事量が多かったのは確かですが、残業代がしっかり出ていたので個人的には大満足でした。多い時は８月の講習期間でなんと１３万円ほど貰えていました。時給も１０００円から、最終的には１６００円まで上がりました。良いアルバイトをしたと思います。

「意外と体力勝負でした！」

N.Mさん 31歳　男性

塾講師と言っても、生徒の前に立って授業をする集団塾の講師だけではありません。個別指導の塾講師という仕事もあります。個別指導の塾講師は集団の塾講師とは違い、大きな声を張り上げる必要もないので声が小さくても良いのが、選んだ理由でした。また、生徒のペースに合わせて授業をするので生徒が成長するのを実感しながら授業をすることができます。授業の準備は一人一人異なるので大変かもしれませんが、その生徒の担当になると授業のペースも掴みやすく準備も楽になります。講習期には生徒の予定と自分の予定を突き合わせながら予定を決めていくので、他の講師と協力すれば休みもまとまって取ることができます。ただし、授業が朝から晩まであることもあるので、講習期には体力が必要となるでしょう。

実際に受験生を見るときには演習量や難易度に応じてこちらの負担は異なりますが、一日中受験生の授業をするのは疲れます。また冬期講習では志望校の過去問演習もあるので、授業準備が大変になるので相当の覚悟が必要になります。そのような苦労を共に乗り越えることができれば、信頼関係を築くことができ、やりがいも感じることができます。

「採用試験でドキッ！とした思い出」

S.Eさん 23歳　女性

昨年まで４年間、大学での勉強をしながら塾講師をしていました。
最初は大学の友人から「そろそろ何かバイトをしなよ」と言われ、しぶしぶ求人サイトで検索して探しました。塾講師なら子供たちと接するので楽しそうだし、なんだかカッコイイなという安直な理由で応募しました。

採用試験では教室長との面接があり、「近くに他の塾がたくさんあるのに、何故うちにしたの？」と聞かれ、

上手く答えられませんでした。挙句の果てには「どうせ求人サイトで一番上に来てたからでしょう？」と見透かされてしまいました。それでも採用してもらえて本当に良かったです。