高校受験データ

大分県高校入試情報（令和2年度／2020年度）

記事公開日 2019/04/15 最終更新日 2019/11/13

令和2年度(2020年度)の大分県高校入試情報

令和2年度(2020年度)の大分県高校入試における入試日程、合格発表日、試験の詳細、内申点の算出方法、合否判定基準などを解説します♪

◆大分県高校入試の種類

大分県の公立高校入試は、推薦入学者選抜、第一次入学者選抜の2種類があります。

推薦入学者選抜とは
2月に行われる高校入試です。
推薦入試Aと推薦入試Bの2種類があります。

推薦入試A
「別府翔青高校グローバルコミュニケ―ション科」「大分舞鶴高校理数科」「芸術緑丘高校音楽科・美術科」の3校で実施されています。
募集定員に対する合格者数の比率は以下の通りです。

学校名	募集定員に対する合格者数の割合
別府翔青高校グローバルコミュニケ―ション科	75％以内
大分舞鶴高校理数科	50％以内
芸術緑丘高校音楽科・美術科	100％

推薦入試B
推薦入試A実施校以外のすべての学校・学科で実施されています。
スポーツ活動や文化活動、その他の活動で成果を収めた方が受験対象となります。
募集定員に対する合格者数の比率は以下の通りです。

学科	入学定員に対する合格者数の割合
普通科	10％以内
専門学科	15％以内
総合学科	30％以内

第一次入学者選抜とは
3月に行われる高校入試です。
全ての高校で行われる、一般的な受験です。

また大分県の内申書の評定は、中学1年生～3年生の成績が評価され、特に3年生の成績は配点が大きくなります！
受験と時期が重なるため大変ですが、学校のテストを日々コツコツ対策することが、高校入試合格に繋がりますよ♪

◆『推薦入学者選抜』

【入試日程・合格発表日】

内容	日程
入試	令和2年2月4日（火）・2月5日（水）
合格発表 ※内定通知	令和2年2月5日（水）・2月6日（木）

【入試の詳細と合否判定方法】

推薦入学者選抜では「面接」と「小論文」が必ず実施されます。
学力検査は実施されません。
合否判定では、これらの検査の点数に「内申」の評価が加わります。

内申点は以下のように算出され、合計で260点満点となります。

学年	算出方法	配点
1年生	主要5教科（英語.数学.国語.理科.社会）×5段階＋実技4教科（音楽.美術.保体.技家）×5段階×2＝	65点
2年生	主要5教科（英語.数学.国語.理科.社会）×5段階＋実技4教科（音楽.美術.保体.技家）×5段階×2＝	65点
3年生	主要5教科（英語.数学.国語.理科.社会）×5段階×2＋実技4教科（音楽.美術.保体.技家）×5段階×4＝	130点

この内申点260点と面接、小論文の結果によって、総合的に合否が判断されます。

◆『第一次入学者選抜』

【入試日程・合格発表日】

内容	日程
入試	令和2年3月10日（火）・3月11日（水）
合格発表	令和2年3月13日（金）

【入試の詳細と合否判定方法】

第一次入学者選抜では、「学力検査」が必ず実施され、学校によっては「面接」も実施されることがあります。
合否判定では、それらの検査の点数に「内申」の評価が加わります。

学力検査の詳細は以下のようになっており、合計300点満点になります。

科目	試験時間	配点
英語	50分・リスニングテストあり	60点
数学	50分	60点
国語	50分	60点
理科	50分	60点
社会	50分	60点

また、学力検査に関しては、受験する学科に関連の深い科目の点数の割合を増やす傾斜配点が実施される場合があります。
（例）普通科の場合100点満点の英語の配点を、英語科の場合は1.5倍の150点満点にするなど。

また、内申点は以下のように算出され、合計で260点満点になります。

学年	算出方法	配点
1年生	主要5教科（英語.数学.国語.理科.社会）×5段階＋実技4教科（音楽.美術.保体.技家）×5段階×2＝	65点
2年生	主要5教科（英語.数学.国語.理科.社会）×5段階＋実技4教科（音楽.美術.保体.技家）×5段階×2＝	65点
3年生	主要5教科（英語.数学.国語.理科.社会）×5段階×2＋実技4教科（音楽.美術.保体.技家）×5段階×4＝	130点

このように算出された内申点（260点満点）と学力検査点（300点満点）を、「内申点：学力検査点」として、「5：5」「4：6」「3：7」のうち、各高校が定めた比率で総合点を算出し、合否を判定します。
このように、大分県では入試において学力検査が重視される傾向にあります。
自分の志望校の入試制度を確認し、対策を練っておきましょう！