高校受験データ

岡山県高校入試情報（令和2年度／2020年度）

記事公開日 2019/04/03 最終更新日 2019/11/13

令和2年度(2020年度)の岡山県高校入試情報

令和2年度(2020年度)の岡山県高校入試における入試日程、合格発表日、試験の詳細、内申点の算出方法、合否判定基準などを解説します♪

岡山県高校入試の種類

岡山県の公立高校入試は、特別入学者選抜、一般入学者選抜の2種類があります。

特別入学者選抜とは
2月に行われる高校入試です。
一部の普通科と、普通科以外の学科･コースで実施されています。
合格者数は定員に対して以下のような比率になっています。

学科	定員に対する比率
普通科	30％
普通科のコース、専門学科、総合学科	50％
玉野光南の体育科、倉敷天城の理数科	(一貫型中学からの進学者数を除いた定員の)100％

一部の学校では、学校独自の「重視する実績を示した選抜」（スポーツ、英語・数学の検定、科学研究、珠算、音楽、生徒会活動等）によって、2～10人程度の枠を設定しているところがあります。
受験する際には誓約書を提出する必要があります。

一般選抜とは
3月に行われる高校入試です。
すべての高校で実施されます。
学力検査と面接が行われる、一般的な受験です。

また岡山県の内申書の評定は、中学1年生～3年生の成績が評価され、3年生の成績は配点が大きくなります！
学校のテストを日々コツコツ対策することが、高校入試合格に繋がりますよ♪

◆『特別入学者選抜』

【入試日程・合格発表日】

内容	試験内容	日程
入試 ※いずれか1日で実施する高校もあり	学力検査（英語・数学・国語）	令和2年2月12日（水）
入試 ※いずれか1日で実施する高校もあり	面接、選択実施等	令和2年2月13日（木）
内定通知		令和2年2月20日（木）
合格発表		令和2年3月18日（水）

【入試の詳細と合否判定方法】

特別入学者選抜は「学力検査」「面接」「作文･小論文･実技･口頭試問のうちから少なくとも1つ」が実施されます。

これらに「内申」の点数が加わり、合否判定が行われます。

学力検査の詳細は以下のようになっており、合計210点満点となります。

科目	試験時間	配点
英語	45分・ヒアリングテストあり	70点
数学	45分	70点
国語	45分	70点

また、内申点は以下のように算出され、合計200点満点となります。

学年	算出方法	配点
1年生	9教科（英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家）×5段階＝	45点
2年生	9教科（英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家）×5段階＝	45点
3年生	主要教科（英語.数学.国語.理科）×5段階×2＝	50点
3年生	実技4教科（音楽.美術.保体.技家）×5段階×3＝	60点

このようにして算出された学力検査の合計210点と、調査書の合計200点満点に加えて、面接と実施された検査結果が総合的に判断され、受験者の合否が決まります。

◆『一般入学者選抜』

【入試日程・合格発表日】

内容	試験内容	日程
入試	学力検査（英語・数学・国語・理科・社会）	令和2年3月10日（火）
入試	面接、実技等	令和2年3月11日（水）
合格発表		令和2年3月18日（水）

【入試の詳細と合否判定方法】

一般選抜は、「学力検査」と「面接」、一部の高校で「実技検査」が実施されます。
一般選抜で大きく評価されるのは「学力検査」と「内申」の点数です。
それらの点数に面接・実技試験での評価が加わり、合否判定が行われます。

学力検査の詳細は以下のようになっており、合計350点満点となります。

科目	試験時間	配点
英語	45分＋リスニングテスト10分	70点
数学	45分	70点
国語	45分	70点
理科	45分	70点
社会	45分	70点

また、学力検査に関しては、受験する学科に関連の深い科目の点数の割合を増やす傾斜配点を自己申告制で実施する場合があります。
（傾斜配点の例）普通科の場合100点満点の英語を、英語科の場合は2倍の200点満点にするなど。

そして、内申点は以下のように算出され、合計200点満点となります。

学年	算出方法	配点
1年生	9教科（英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家）×5段階＝	45点
2年生	9教科（英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家）×5段階＝	45点
3年生	主要教科（英語.数学.国語.理科）×5段階×2＝	50点
3年生	実技4教科（音楽.美術.保体.技家）×5段階×3＝	60点

内申点もまた、受験する学科に関連の深い科目の点数の割合を増やす傾斜配点を各高校が実施する場合があります。

以下が具体的な合格判定方法です。

「第1選抜」
特別入学者選抜等による合格者を含めた総定員の90％について、第1志望者の中から選抜する。

「第2選抜」
残りの10％について、第2志望者も含めて選抜する。
※和気閑谷の普通科とキャリア探究科の間では、第1選抜で70％を選抜。

「くくり募集について」
岡山県では、2つ以上の科・コースで一括して生徒を募集する「くくり募集」を行っています。
実施校は以下の通りです。

・東岡山工業高等学校（機械科、電子機械科、電気科）
・岡山東商業高等学校（ビジネス創造科、情報ビジネス科）
・倉敷商業高等学校（商業科、国際経済科、情報処理科）
・津山商業高等学校（地域ビジネス科、情報ビジネス科）
・笠岡商業高等学校（商業科、情報処理科）
・岡山一宮高等学校（普通科、理数科）
・津山高等学校（普通科、理数科）
・玉島高等学校（普通科、理数科）

※多数の高校・学科では、定員の5～10％(鴨方は20%)について、学力検査の成績が一定以上の受験者を対象に、調査書及び面接等の特定の項目（各高校で指定）を重視して選抜する。